映画とか音楽とかの雑記

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ソフトテニス論  脱力のススメ 引退後のほうがテニスがうまくなる?

こんにちは、ソフトテニスの話をしたいと思います。

前回の記事を週刊ソフトテニスNEWSさんで取り上げて頂きました。ありがとうございます。


今回話したいことは「脱力」するとこが如何に大事かということです。

自分は今月行われる一般の大会に向けて毎週日曜日に練習をしています。高校を卒業してから半年以上が過ぎ、身体が思った以上に鈍っていました。

ですが、自分の打つボール自体は現役の頃と比べても遜色なく、時にはもっと良いボールも打てたりします。
引退後の自分>現役時の自分。不思議ですね
一体何故だろうと不思議に思っていたのですが、自分のフォームに「力み」があまりないことが原因なのかなと思いました。

現役の頃と比べたら、練習時や試合時に気負ったりする必要もあまり無いので、身体の力みが抜けて良い状態になったんだと思います。試合でもこの状態が維持できれば
かなり良いプレーができるんじゃないかなと。

ラケットを持っているときに、ラケットを落とすんじゃないかってくらいに力を抜いてラケットを持って、動作に入っていって少しずつ力を入れ始め、インパクトの瞬間に
ギュッと力を入れる、フォロースルーでまた抜いていく。素振りでやってみるといいかもしれません。

他にも声を出して(息を吐いて)ボールを打つことや大きく深呼吸する。試合前では入念なウォーミングアップ、好きな音楽を聞いたり、ペアを談笑なども簡単に緊張や力みを取り除く方法だと思います。

力一杯にラケットを振ったからと言って必ずしも良いボールが打てるわけではないということです。

心理学に「ヤーキーズドットソンの法則」というものがあります。これは緊張の度合いとパフォーマンスのグラフです。
緊張の度合いが低すぎても高すぎても良いパフォーマンスは発揮できず、適度な緊張状態で一番良いパフォーマンスができるというものです。

心理的な力みもあります。特に試合での大事な場面では尚更緊張して力んでしまうことも有ると思います。
スポーツ科学や心理学の世界ではそういった事に関する研究が日夜行われており、様々な理論が提唱されています。上で述べた「ヤーキーズ・ドットソンの法則」もその一つです。
研究を元に考えだされたトレーニングによってメンタルを鍛えることでパフォーマンス向上を目指すことも可能だと思います。

人気のテニス漫画「ベイビーステップ」や作者がスポーツ科学や心理学に詳しい「おおきく振りかぶって」などは作品を楽しむ他に役立つ知識も得ることができて一石二鳥です。