映画の歴史 その4 フォトジェニー、モンタージュ、トーキー
1920年代
芸術として、産業としての地位を確率していく。
第一次世界大戦から債権国になった戦勝国アメリカは国際社会の中で大きな力を持つようになる。
経済的繁栄の中で映画産業も急速に成長していく。
チャップリン、キートン、ロイドらのコメディや西部劇やリアリズム映画など
ヨーロッパから映画人を招いたこともアメリカ映画により厚みを持たせることになった
第一次世界大戦から伝統的制度や慣習などに対する否定的態度やモダニズムといったモノによる新たな価値観が生まれていく。
そして前衛的実験的な作品、アヴァンギャルド映画が多く制作された
ロシアでは革命が起きた。独創的な映画が生まれた。エイゼンシュテインのモンタージュ理論に代表される新たな映画理論が続々誕生した。
世界中で起こる映画の革新の中で日本映画界にも少なからず変化があった。松竹蒲田のモダニズムと言われる。無声映画の名作がいくつも生まれた。