映画とか音楽とかの雑記

映画が大好きな社会人の雑記、メモ帳代わりに

2015年に観た映画・映像作品まとめその5

41アベンジャーズ  アメコミヒーロー大集結。「日本よ、これが映画だ」のキャッチコピーも話題になった作品。後述するエイジオブウルトロンを観に行くことになったので復習も兼ねて鑑賞した。やっぱりハリウッドは金のかけ方が違う。スーパーヒーローたちは自身の作品でそれぞれ数百億の興収を得てきているわけで、オールスターともなれば世界中の映画ファンたち垂涎モノの作品だ。その期待に応える内容だったしプラスアルファとしてアメリカという国の存在・価値観についての提示もあり、どこから切り取っても傑作といえる映画だといえる。

42シェフ三つ星フードトラックはじめました とあるレストランのシェフがひょんなことから退職しおんぼろフードトラックを改装、キューバサンドイッチの屋台として再出発するという作品。実は監督がアイアンマンシリーズやアベンジャーズの監督・製作をしている方でこの作品にもロバートダウニーJrやスカーレット・ヨハンソンなどが登場する。料理のシーンは視覚からも聴覚からも美味しさが伝わってくるし、娯楽作品としてレベルの高い作りになっている。

43アンコール  高齢者の合唱団「年金ズ」の物語。コメディタッチながらも合唱シーンドラマシーンに心を動かされる。

44アメリカン・サイコ  ウォール街のエリートをクリスチャン・ベールが演じる。皆同じスーツ髪型趣味食事、個々の自己同一性など皆無な社会に対して空虚感を抱く主人公の狂っていく様は、今を生きる私達にとっても他人事とただ映画を鑑賞するだけでは終わらない何かを考えさせるきっかけになると思った。

45マッドマックス怒りのデスロード  伝説のシリーズが今年復活。メル・ギブソンの出演は残念ながら実現しなかったものの、序盤からテンションマックスで駆け抜けていくこの作品には度肝を抜かれた。ただ荒野を走り回るという単純な作りではあるが、それが劇中でのドラマシーンアクションシーンを際立たせていると言える。クライマックスでのクラッシュシーンは映画史に残るド迫力。

46アベンジャーズエイジオブウルトロン  劇場にて4DXで鑑賞。初4DXだったが私はおそらく、もう4DXで映画を観ることは無いだろう。アトラクションと割りきって楽しめれば別だが、集中して観たい人にとってはかなりキツイものがあった。作品自体も一作目に比べると凡作と言わざるを得ない

47ジャージー・ボーイズ クリント・イーストウッドの手腕はいつ衰えを見せるのだろうか。ビートルズ登場前、世界を席巻したグループフォーシーズンズの物語で、フランキー・ヴァリの転落劇がメインに描かれている。ミュージカル版の役者がそのまま続投しており、その綺麗な歌声と感動的なストーリーに酔いしれる。 

48亡国のアキト輝くもの天より堕つ 個人的には一章二章からどんどんと面白さが加速しているように思う亡国のアキト。三章も四章もまだまだこのシリーズが続いて欲しいという気持ちになる作品で、来年2月公開の最終章が待ち遠しくまた終わりという寂しさを今感じている。

49亡国のアキト憎しみの記憶から

50バトルロワイヤル 友人宅でビデオ鑑賞した思い出?の作品。当時の私には衝撃的すぎる作品で、そりゃ国会でも問題視されるよなと思ったし、鑑賞した数カ月後に佐世保で忌まわしい事件が起こったことも未だによく覚えている。深作欣二監督の描きたかった大人への不満、社会・国への憎しみといったテーマの爆発的な表現は世界は勿論日本社会にも私達若者世代にも大きな爪痕を残した。