映画とか音楽とかの雑記

映画が大好きな社会人の雑記、メモ帳代わりに

映画の歴史 その1 映像文化、映画の誕生

映画史の勉強をしているのでアウトプットがてら書きたいと思います。

誰が作った?
 
 「映画」の誕生は1895年リュミエール兄弟の発明したシネマトグラフに端を発すると言われている。またこの時代、回転のぞき絵装置フェナキスティスコープゾーイトロープ、さらにはエジソンの発明したキネトスコープなど様々な映像装置が生まれており、人々の「動く映像」への好奇心、執念が次々に形となって現れていた。


世界の映像文化
 
シネマトグラフ誕生以前の世界には様々な映像文化があった。
 
 アジアでは漢時代の中国で、10世紀頃のインドネシア影絵が行われていた。影絵は中世ヨーロッパへ伝わり、19世紀頃フランスなどで流行した。  
 幻灯機(マジックランタン)を用いた映像ショーファンタスマゴリアが1800年頃ヨーロッパで流行。
 エミール・レイノーは1892年、テアトル・オプティークを発明。これはレイノーが製作した回転のぞき絵装置「プラキシノスコープ」をスクリーンへ映写する装置で、これにより大勢の人々が同時に映像を見ることができた。パリで行われた「哀れなピエロ」の公演が世界初のアニメーション映画である。

 
 こうした世界各地の映像文化がその後誕生する映画の観客達を準備し、映画を一大産業へ発展させる大きな役割を担った。