映画とか音楽とかの雑記

映画が大好きな社会人の雑記、メモ帳代わりに

2013年春夏観た映画

約半年ぶりの更新。 

 今年の夏は、はっきり言わずとも暑い。ダイポールモード現象というやつが原因らしいが、雨が降らない・台風が来ないこともこれが原因なのか?とにかく汗っかきな自分は暑い中外出をするのが好きではないので、クーラーを点けて自室で映画をしこたま観ている。2013年8月20日現在で115本の映画作品を観た。
 手帳には観た作品をすべてリストアップしているが、ココに書き連ねるのはなんだかアレなので、特に印象深かった作品(3月以降)だけを列挙する。



1. ダイ・ハードシリーズ
 ニューヨーク市警の頑固者警官ジョン・マクレーンブルース・ウィリスが演じた大ヒットアクション作品。銃も格闘も頭脳もウィットにも優れた主人公(でも3枚目)が巨悪に立ち向かう単純なストーリーではあるが、ド派手さにやられる。なぜか毎回大事件に遭遇し、毎回家族が巻き込まれてしまう不運も不運なマクレーンがとにかく家族を守るために死んでたまるか(DIE HARDの意味そのもの)と奔走する姿に引き込まれてしまう。


2. ジャンゴ繋がれざるもの
 タランティーノ最新作。西部劇とタランティーノのガンアクションの相性はやはり抜群だった。また過去の西部劇ではあまりスポットの当たらなかった奴隷を物語の大きな要素として組み込み、楽しく爽快な物語の中で問題提起をした。グロテスクな描写がより奴隷・黒人に対する観客の思いを強くし、あのディカプリオを倒した後の歓喜の瞬間が堪らない。


3. ハードロック・ハイジャック
 ジャンルとしては犯罪コメディ。馴染みのあるキャストが多かった。ドタバタ感と主人公たち3人のキャラの濃さも相俟ってかなり笑えた。


4. 風立ちぬ
 泣きました、劇場で。物語自体にはぶつ切りっぽさがあったりして、ちょっと物足りなさも感じた。でも、とにかく人間ドラマがスゴイ、感情を揺り動かされる。主人公が庵野監督ってこと、効果音が人間の声ってことがなぜだか嫌じゃなく、違和感無く入ってきてラストに松任谷由実で涙ぽろぽろ。


5.シェフ!三ツ星レストランの舞台裏へようこそ
 ジャンレノがシェフを演じてる。自分の中では殺し屋のイメージだったジャンレノが、ドラえもんやったと思ったら今度はシェフ。最初から最後まで画面に釘付けだった。ヨダレを垂らしそうになりながら笑った。今年最高の作品の一つ。フランスの映画ってなんだか楽しい印象が多い。