映画とか音楽とかの雑記

映画が大好きな社会人の雑記、メモ帳代わりに

3月に観た映画 その1

スラムドッグ・ミリオネア

インドのスラム街で育った少年が、運命に導かれクイズ番組で大金を手にする話。節々に見えるインドの光と影。ジャマールを軸とした現在と過去のシーンをおりまぜた展開はテンポも良い。

ノー・マンズ・ランド

ボスニア紛争の話。セルビア兵ニノとボスニア兵チキの立場がコロコロと入れ替わっていく様はコメディチックなのだが、撤去不能の地雷を仕掛けられ身動きがとれないツェラの存在で、それはブラック・ユーモアへと変わる。国連軍やマスコミ、そしてラストシーンに戦争の不条理さと戦争に関わるすべての人間の愚かさが集約されている。

提督の戦艦
なんだか昼ドラを観ているようだった。戦闘シーンは迫力満点だっただけに惜しい作品。

戦場でワルツを

監督が自らのレバノン内戦経験を基に製作したドキュメンタリーアニメ。切り絵的アニメーションが特徴。ドキュメンタリー映画=実写の常識はこの作品によって、壊されていくかもしれない。


ナバロンの要塞

WW2中のギリシャにあるナヴァロン要塞が舞台の冒険・スパイアクション映画。アカデミー賞にノミネートされただけあって、各要素室の高い作品。

オリバー・ツイスト

19世紀のロンドンを巨大セットを使って再現した大作映画。チャールズ・ディケンズの名作児童小説を名匠ロマン・ポランスキーが見事に映像化した。

パーフェクト・ワールド

脱獄犯とその人質になった少年の物語。互いに父親の愛を知らず、似た者同士まるで親子のように逃避行を続ける2人。パーフェクト・ワールド(アラスカ)を目指した2人の旅は突如終りを迎えてしまう・・・。ラストのケヴィン・コスナーと少年の演技には目を細めてしまう。