フジロックに行ってきた
約半年ぶりの更新。
7月23日に新潟県苗場スキー場で開催されたFUJI ROCK2016へ参加してきました。
土曜日だけの参加で、翌日仕事ということもあり朝から20時くらいまでしか居られなかったのですが、2年ぶりということもあり、溜まりに溜まった思いを爆発させました。
自分は基本グリーンステージ張り付きで2013・2014と一度も他のステージへ行ったことが無かったのですが、今回初めて別のステージへも行きました。
やはり大自然の中で音楽を聞き、踊り、タバコを吸える(非喫煙者の方はすみません)幸せに勝るものはありませんね!
また来年も好きなアーティストがラインナップされて、自分も参加できることを祈りたいものです。
個人的、大学生のうちに観ておいてほしい映画10作品
暦の上では立春も過ぎ、今年度もあとわずかとなってきました。私が大学を卒業し、2015年4月から社会人となって早一年が過ぎようとしています。大学生の皆さんも4年生はいよいよ大学最後の春休み、3年生以下の方々は来年度の春学期に向けての充電期間だと思います。私自身、大学生から社会人となって様々なことが一変し、見える景色も変わりました。大学生活のうちにしか出来ないことがたくさんあると思うので、授業もしっかり受けた上でいろんな体験をして欲しいと思います。
今回はそんな大学生の方に向けて、大学生のうちに観て欲しい映画を10作品ピックアップしました。割りと有名作品が多いのですが、これを機に映画を観て知識を高め見聞を広めていってもらえると嬉しいなと思います。
LIFE!
この作品はこのブログで何度か取り上げている作品です。私の大好きな映画の一つで、就職活動期間で切羽詰まっていた私が大学へ通学途中にふと途中下車して観に行にいきました。一歩を踏み出す勇気と素晴らしい映像美に大変感動した思い出があります。
誰も知らない
当時中学生だった柳楽優弥がカンヌで主演男優賞を受賞した作品。大学の授業で初めて観たのですが、こういった社会問題を扱った作品は自分の専攻する学問は勿論様々な知識を身につける上で良いきっかけになると思います(マンガや小説なども)。経済学部の方はウォール街が舞台の作品を観たり、史学科の方は歴史映画を観たりするなどしてより自分の受けている授業に興味をもつことが出来ると思います。
映画「オデッセイ」を観た
監督リドリー・スコット、主演マットデイモンの作品「オデッセイ」を観てきたので感想を書きます。※多少ネタバレ含みますのでご注意下さい。
2016年で初めて当たりと思える作品でした。アカデミー賞作品賞への期待も多少高まります。予告を見た限りでは、シリアスに寄った骨太ヒューマンドラマなのかなと考えていたのですが、実際に劇場で鑑賞してみるとそこまでシリアス色は強くなく、笑わせてくれるシーンもあり感動もありと142分の上映時間の中で、様々な方向へと心を揺り動かされました。
ストーリーは予告からも分かる通り、火星探査中に遭遇した砂嵐での不運により一人火星に取り残されたマットデイモン演じるワトニーが様々な知恵を駆使して火星で救助されるまで自活し、ワトニー以外の探査チームの面々は彼を救出するため火星へ戻るという内容です。
まず序盤のワトニーが火星で生き残るために作物を栽培しようとするシーンで一気に作品に引き込まれました。作業のカットのつなぎ方もテンポよく台詞回しもクスッと笑わせてくれてワクワク感がありました。このシーン以外にも幾つか作ったり直したりといった場面があり「ハリウッド版DASH村」なんてネットでは言われていますね。また、いくつものトラブルに見舞われるワトニーがそれを何度も何度も考え、解決していく場面が映し出される度に学者(彼は植物学者)として宇宙飛行士としてのワトニーがクローズアップされ、一方でFワードを使ったり暴れてみたりと彼のキャラクターをより深く知ることで観客がよりワトニーを好きになり、感情移入できるような演出になっていたと思います。
あまり内容に言及しすぎるのもアレなので、最後にひとつ。終盤ワトニー救出に中国国家航天局がNASAと協力をするのですが、確かに昨今の国際情勢を考えると違和感がありました。しかしこの展開は原作でも同じであること、そしてこれは完全に私個人の意見ではありますが、地球という殻を破り宇宙という新たな世界で人種も国も関係なく手を取り合う姿に、私の時代よりもずっと先の未来への希望のようなものを見出すことが出来ると思いました。(私が好きな某ロボットアニメからの影響大です)何より、そのシーンで流されたデビッド・ボウイのスターマンがたまりませんでした。
オデッセイはアカデミー賞に複数ノミネートされている通り、非常にレベルの高い映画でした。特に挿入曲は前述のデビッド・ボウイ然り、観客側のテンションをコントロールする要素として重要な位置を占めていたと思います。また撮影地に使われたヨルダンのワディ・ラムはアラビアのロレンスでも使用された砂漠地帯で大変美しく、登場する探査船やユニットなども良く出来ていたと思います。ぜひ劇場でご覧になることをオススメします。