映画とか音楽とかの雑記

映画が大好きな社会人の雑記、メモ帳代わりに

2015年に観た映画・映像作品まとめその4

31 マイケル・コリンズ  芯の強い役をやらせるとリーアム・ニーソンは光る。1900年台初頭のアイルランド独立運動の話で、その英雄的人物マイケル・コリンズをニーソンが演じる。彼の演技に見入るだけでなく、歴史的事実を基に作られた作品という映画の機能、役割についても考えさせられる。

32 アイ・アム・サム  知的障害を持つ父親役をショーン・ペンが見事に演じきり、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。この映画だけで理解したと言えるわけではないが、この映画を入口として障害者の方の生活や生き方などを知ることは前述したように映画の果たすべき使命の一つだと私は思う。

33 マッドマックス  北斗の拳のモデルになったとも言われる、ジョージ・ミラー監督・メル・ギブソン主演の映画。世紀末=マッドマックス。この映画の世界観にただどっぷりハマるだけで良い。

34 ショーン・オブ・ザ・デッド サイモン・ペグ主演のコメディゾンビ映画ゾンビ映画は個人的にあまり見ないジャンルではあるが、この作品は楽しく見れるゾンビ映画ということで大変貴重?な作品だと思う。 

35 ウィンズオブゴッド  故今井雅之主演の映画。特攻隊員と今井雅之演じる主人公の体が入れ替わるという奇想天外な導入ではあるが、今井雅之の実直な演技と当時の特攻隊員たちの実情に迫る構成に言葉が出なくなった。

36 怪盗グルー月泥棒  ユニバーサルピクチャーズ製作のアニメーション映画。日本のアニメもハリウッドのアニメーションも私は好きだが、やはり映画として観るときハリウッドアニメーションの完成度の高さには舌を巻く。

37 ターミナル  この作品は何回観ただろうか。トム・ハンクススティーブン・スピルバーグの名コンビが組んだドラマ映画。国でクーデターが起こって空港で生活なんて、そんなことありえるのかと思うが、実際にイラン難民の方がシャルル・ド・ゴール空港で20年近く生活していたことがモデルとなっているのだとか。こんなテーマの映画なら普通だったら悲しいだけの作品になりそうだが、そこはさすがスピルバーグトム・ハンクス。コメディもロマンスも混ぜ込んだ娯楽作品とした上でラストの感動を引き立たせるあたりさすがとしか言いようが無い。

38 レマゲン鉄橋 第二次大戦末期のヨーロッパが舞台で、ライン川に掛かる唯一の橋レマゲン鉄橋を奪い合う両軍の様子を描いた作品。戦闘シーンの迫力も勿論だが、たったひとつの橋に何人もの男たちが命をかけ、死んでいく様に戦争の虚しさを改めて感じた作品だった。 

39 オーケストラ ロシアのボリショイ交響楽団の指揮者を追放された主人公が不思議な縁に導かれ、 かつての同僚たちを集め再びパリでの演奏を敢行する。演奏が進んでいくうちに主人公たちの過去と現在が結びついていく時の興奮とオーケストラ演奏の美しさに感動。

40 4分間のピアニスト 獄中の天才ピアニスト少女とピアノ教師の老婆の物語。ラストの演奏シーンにはただただ脱帽。ピアノを打楽器のように弾き、ピアノを介してただただ自分の内をさらけ出してく主人公ジェニーの姿は圧巻。